当塾は、一般にあるような塾と授業内容、授業進行が異なります。
例えばAさんという生徒さんがいるとします。
Aさんは高校1年生。国立大学理系志望。受験レベルは九州大学、神戸大学を想定し授業進行。
現状として
〇文法力⇒ それぞれの文法は概ね理解している。
〇語彙力⇒ 英検2級 CEFR A2レベル
〇読解力⇒ 語彙、構文力が不安定、難易度の高い長文読解は理解できにくい。
〇英作文⇒ 基礎構文、慣用表現などを用いて基礎的な英文を書くことができない。
当塾ではどう取り組んでいるか?
①文法は全般的に高頻出問題が満遍なくできるようにする
②構文、熟語、慣用表現を繰り返す中で語彙を定着させることを徹底する
③語彙レベルが上がっているのか結果確認は重点的に行う。
④①~③ができてくると平行して短文英文を読みこなす
⇒難易度ごとの長文読解、親和性の高い大学の過去問の読解を開始する。
⑤英作文は慣用表現や特定の表現で書く⇒自由英作文に展開
というようなスケジュールを作り、覚えてなければまた修正してサポートする、の繰り返しを行っていきます。
「英語力がどの段階まで定着しているのか?」という確認を、教える側と生徒さんが共有する必要があります。
そうでなければ、不定詞を学んだ、読解問題をこなした、というだけで、英語力自体は安定しません。
英語は単語も文法も慣用表現も、大半の方はすぐに忘れてしまう、そしてまた確認、復習する、また少し忘れてしまって復習して、、、という繰り返しで答えの精度が少しずつ上がり、実力になっていくので、どうしてもある程度の時間がかかります。
教える側も「英語」に関してはそれぞれの個人の理解進度があるということを念頭に置いて、何を学ばせ、それが何につながるのか?ということを把握するべきです。
英語を教える側も常に努力が必要になりますし、新しい情報に常に触れて真摯に学んでいく必要があると考えます。
あなたの英語力はどの段階まで定着してますか?
学習到達を常に確認していくことが語学学習には極めて重要です。