高校生の英語力格差

2024年夏休み期間が始まりました。

鹿児島ではほとんどの高校は授業があり、いつもと変わらず忙しそうに日々過ごしています。

今年も毎日とても暑いので心配になりますね。

 

現在、鹿児島市内の大学受験をするほぼ全ての高校の生徒さんを見ていますが、個人間の英語力の差が大きいと感じます。

 

高校一年生、二年生の今の夏休みの段階でも共通テストもほぼ正解できる生徒は、文法力、語彙力が備わっているので国立大学二次試験の英語試験もある程度でき、結果、リスニングも含めた全てにおいて英語力が上がっていきます。

 

このような英語が得意な高校生は3年生になっても大学受験の準備も非常にスムーズで、大学に入った後の英語資格の勉強なども同時に進めることができます。他の教科の勉強にも集中できますし、英語が得意なことはメリットしかありません。

 

高校生の英語力の差は、私立高校、公立高校問わず、学校のカリキュラムや授業内容というよりは日々の努力の差だと私は思います。

個人の意欲と継続する力がなければ英語は伸びません。

 

有名進学校と言われる高校の生徒でも全く英語ができない方も大勢います。

英語が苦手なこと、できないことが悪いわけでは一切ありませんが、その後に大学受験をするのであれば本人が大学受験期に一番苦しく、辛くなるので、英語学習の全体像を把握し、計画を立て、一日でも早く取り組みを始めることがとても大切ですが、嫌いなことや苦手なことはなかなか気持ちが向かないのですよね、、。

 

現在、英語が苦手な高校生の方は、最初から英語をやり直して学びなおした方が理解が早くなると思います。

たとえ高校3年生であってもです。

いきなり難関大学の過去問をさせたりするところもありますが、英語が苦手な状態で難関大学の過去問や長文読解をするのは時間の無駄です。

 

結局、基礎英語力も語彙力も十分にない状態で大学受験(特に難関大学)に臨むことが不可能なわけで、英語の基礎力がないことはいずれどこかで歪みがでるので、一番本人が困るはずです。

 

 

確かに学力差は存在しますが、その差は必ず縮めることができるはずです。

自分のための英語の学習をしっかりと進めていきましょう。