10月に入りました。
高校3年生は大学受験準備が本格化する時期になります。
9月以降、多くの大学では推薦入試が始まっています。
文部科学省のデータからも読み取れるように、近年私立大学に加えて国公立大学でも学校推薦型選抜や総合型選抜(旧AO入試)などの割合が以前と比べて非常に高くなっています。
大学受験において「大学入試のための情報力」はとても重要です。
多くの大学では試験情報が年々更新され、受験方法もかなり複雑化しています。
東京の私立大学では同じ大学であっても学部間での対策も異なるため試験の内容、日程や試験の受け方(例えば共通テスト利用をするのか、英検のスコアを使うのか、何の教科で受験するのかなど)でも対策が大きく異なります。
英語の試験がない代わりに英語の資格試験で受験できる大学も増えましたし、英語の試験のスコアで点数が加点される大学も多いため、色々な方法で受験が可能になる一方、試験が複雑化しているためどの試験方法がいいのか迷うこともあるかもしれません。
高校3年生になって非常によく言われるのは
「もっと早く英語の対策を始めればよかった!!」という言葉です。
近年の大学受験対策、大学進学後の英語力に備えるのであれば高校2年生では遅いくらいです。
早い準備は、自分の選択肢を広げてくれます。
英語力があれば大学への選択も増え、受験への備えがより強くなります。
大学受験の英語試験は国立大学と私立大学では問題内容が異なるため、対策も異なりますので英語学習に関しては、ご自身の受験に合わせた学習内容に絞ってピンポイントで対策をしていくことが一番大切です。
私立のA大学の試験はどのような出題なのか、英検のスコアはどのように使えるのか、A大学は試験の日程を変えると同じ学部で3回受験ができる。
国立のK大学であれば併願として試験の親和性の高い大学でB大学が対策がしやすい、など綿密な「大学受験のための最新の情報とそれに向けた対策」が急務です。
大学受験を視野に入れている高校生は、自分の近い将来のために一日でも早く準備をしましょう。
今の大学受験は情報力が合格への大きな鍵になります。